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配管工事の歩掛表について
配管工事にあたって、歩掛が必要ということをご存知でしょうか。
まず「歩掛」という言葉を聞いたことがない方も多いでしょう。
そこで、ここでは配管工事の歩掛表について説明していきます。
▼配管工事の歩掛表とは
配管工事の見積もりを作成する際に、適正な価格を出さなければいけません。
そこで、配管工事にかかる作業の一つひとつを数値化し、見積もりを出します。
このことを「歩掛」といいます。
歩掛表とは、その歩掛を表にして見やすくしたもので、配管工事にかかる全体の見積もりを指します。
▼歩掛の決め方
1人の作業員が、1日の8時間で行うことのできる作業量のことを、人工といいます。
たとえば、1人で2時間作業をする場合には、以下の計算式で人工を算出します。
・(1人×2時間)÷8時間=0.25人工
このように作業にかかる手間を数値化することによって歩掛表を作成します。
また、配管工事の材料や工事種類によっても歩掛は異なます。
歩掛表作成は、国土交通省のホームページで基準を確認しながら行う場合がほとんどです。
■ベテランと新人でも歩掛は異なる
歩掛の計算は、工事の種類や材料だけでなく、ベテラン社員が担当するか新人が担当するかによっても異なります。
この計算は、各会社によって基準が異なるため、歩掛表を見る際には注意が必要なポイントです。
▼まとめ
配管工事は材料費以外に労働費用が多くかかります。
歩掛表を作成することで、見積もりの内訳が明瞭になるので、お客様に的確な見積もりを提示することができます。
弊社では、お客様の信頼を獲得し、数々の施工実績を誇っております。
配管工事を検討中の方は、弊社までご相談ください。