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保温工事に必要な資格について解説
配管の保温工事をするときに必要な資格についてご存じでしょうか?
保温工事に必要なのは、「熱絶縁施工技能士」という資格です。
熱絶縁施工技能士とは、どのような資格なのかご紹介します。
▼熱絶縁施工技能士とは
熱絶縁施工技能士とは国家資格の一種で、都道府県知事が実施する、施工に関する学科・実技の合格者を指します。
この資格は「保温保冷工事作業」と「硬質ウレタンフォーム断熱工事作業」に分かれています。
どちらとも、1級と2級があります。
■2級
実務経験2年以上の方が受けられる試験です。
学科試験・実技試験が主で、その内容は制作等作業試験となっております。
合格率はおよそ4割強~7割ほどと言われております。
■1級
実務経験7年、もしくは2級取得後に2年以上の実務経験が必要です。
学歴により必要な実務経験年数が異なる場合があります。
2級同様、学科試験・実技試験が主です。
合格率は4割~5割ほどです。
■1級と2級の違い
1級と2級の違いは、実務経験以外に以下の点が挙げられます。
・保温保冷工事の段取りができるレベルに達しているかどうか
・高度な防湿剤の取付ができるレベルに達しているかどうか
・断熱工事の段取りや複雑な施工面への吹き付けなどができるかどうか
工事の段取りや高度な取付ができるレベルが1級で、通常の取付ができるレベルが2級となっております。
▼まとめ
保温工事には熱絶縁施工技能士という資格が必要です。
資格取得には、それぞれ実務経験が必要です。
この資格を取得していることで、今後リフォームを依頼する方々の助けになりますよ。
なぜなら昔に建てられた住宅などは、断熱が十分にされていない場合があり、有資格者が常駐しなければならないためです。
弊社では熱絶縁工事に関して、確かな技術と経験で施工を行なっておりますので是非お問い合わせください。