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熱絶縁工事の内容とは


熱絶縁工事という工事を耳にする機会は少ないでしょう。
熱絶縁工事は、省エネ・節電・CO2削減の効果が期待できることから重要な工事だと言えます。
そこで今回は、熱絶縁工事の内容についてお話しします。

▼熱絶縁工事とは
熱絶縁工事とは、冷暖房設備・冷凍冷蔵設備などの配管・断熱性の高い建物をつくる際に、保冷や保温の効果を十分に発揮させるための工事となります。

▼熱絶縁工事の意味
熱絶縁工事は、冷たいものを冷たい状態で、熱いものを熱い状態で配管に通すために行います。
熱絶縁工事を行えば、冷たいものに熱が加わることを防いだり、熱いものが冷えないなどの効果があります。
そのため、機能としてより良い状態を保つことができるため、必要以上のエネルギーを使用しなくて済みます。

▼熱絶縁工事の内容
熱絶縁工事には、熱を絶縁する以外の工事も含まれます。
例えば保温保冷工事・耐火工事・板金工事・防音工事・断熱工事などがあります。

■保温保冷工事
配管・ダクト・設備・機器などに保温材や保温材を取り付ける工事となります。
保温工事であれば、結露や凍結を防ぐ効果があります。

■耐火工事
排煙ダクトや排気ダクトなどに、耐火被覆材を取り付ける工事となります。
火災時に被害を防ぐ効果もあります。

■板金工事
熱絶縁をした部分に板金処理を行います。
保温や保冷の維持に効果的です。

■防音工事
配管やダクトに施す工事です。
防音効果を高められます。

■断熱工事
配管や機器などに断熱材を取り付ける工事です。
その名の通り、熱を断つ事ができます。

▼まとめ
熱絶縁工事とは、熱を絶縁させるという意味があります。
効率よく熱をコントロールし、結果的に節電となりCO2削減などの省エネにも繋がるため、大変重要な工事といえます。

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